みなさんこんにちは。
 さて月もかわり、10月は「経済と地域社会の発展月間」です。これは「貧困地域の経済発展を目的とした、起業家、地域社会のリーダー、地元団体を含む地域ネットワークの向上、雇用創出、支援が行き届いていない地域社会での貧困の削減、経済と地域社会の発展に関連した仕事に従事することを目指す専門職業人のための奨学金支援を強調する月間」とされています。

 世界では、仕事があっても、1日1ドル25セント未満の生活を送る人々が14億人いると言われています。9月の特別月間のテーマ「基本的教育と識字率の向上」でも教育が行き届かないための貧困が問題としてとりあげられました。先月、私はそのテーマに目を向けて考えましょう、と言いました。

 私達ロータリアンは職業人の集まりですから、単純に寄付をするより、仕事の機会を作る事と、その生産性を上げる仕組み作りのプロジェクトを実施できたら効果が高いのではないかと思います。

 マイクロクレジットなどの支援がわかりやすいかと思うのですが、当地区でもかなり支援実績があるようです。一緒に参加させて頂くのも良いですし、我々だけで独自に行うのも面白いと思います。

 是非、今月の特別月間のテーマ「経済と地域社会の発展月間」で何ができるかを考えてみてください。

※マイクロクレジット(英: Microcredit)は失業者や十分な資金のない起業家、または貧困状態にあり融資可能でない(商業銀行からの融資を受けられない)人々を対象とする非常に少額の融資(ローン、クレジット)である。これらの人々は担保となるものや安定的な雇用、検証可能な信用情報を持たず、通常のクレジットを利用するための最低条件にさえ達しない。マイクロクレジットは、少額保険、少額送金など少額ファイナンスサービスの一環であるマイクロファイナンスの一部分である。

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