ロータリーの知識 ― 三種の神器?

(1) ロータリーの目的
(2) 4つのテスト
(3) ロータリーの標語

ロータリーの目的(The Object of Rotary)

ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。
第1 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
第2 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会として
      ロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
第3 ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること。
第4 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。

「ロータリーの目的」の歴史
 1. シカゴロータリークラブの定款(1905年)
 2. 国際ロータリークラブの綱領(1912年)
 3. ロータリーの綱領(1922年→ 1935年現在のロータリーの目的の原型)
 4. 「ロータリーの綱領」が「ロータリーの目的」に修正(2013年)

4つのテスト(The 4-Way Test)(ロータリー章典33.070)

言行はこれに照らしてから
1. 真実かどうか
2. みんなに公平か
3. 好意と友情を深めるか
4. みんなのためになるかどうか

The 4-Way Test
Of the things we think, say or do
1. Is it the TRUTH ?
2. Is it FAIR to all concerned ?
3. Will it build GOOD WILL and BETTER FRIENDSHIP ?
4. Will it be BENEFICIAL to all concerned ?

1932年にClub Aluminum社の事業再建を依頼されたHerbert Taylor氏(1954-55年度RI会長)は、事業を繁栄に導くためには倫理性の高い企業運営を行い、社会の信頼を得る道を選びました。会社の全従業員に分かりやすく、実行しやすい倫理上の尺度として作られたのが「4つのテスト」です。
Taylor氏は1942年「4つのテスト」を使う権利をRI に与え、1954年に著作権をRIに譲りました。

原文では、「4-Way Test」と「Test」が複数形ではなく単数形であるのは、事業を繁栄に導くためには、四通りの基準を一つの基準として、そのすべてを達成しなければならないことを意味します。

ロータリーの公式標語(ロータリー章典33.080)

第1標語: 超我の奉仕(Service Above Self)
第2標語:最もよく奉仕する者、最も多く報いられる(One Profits Most Who Serves Best)
(1989 年規定審議会)

第1標語: 超我の奉仕(Service Above Self)
記録に残る発案者は不明。ミネアポリスロータリークラブで使用されていた「Service, Not Self (無私の奉仕)」が、1911年の第2回全米ロータリー連合会で、「Service Above Self」に修正され、1950年のロータリー国際大会でロータリーの標語として正式に採択された。

第2標語:最もよく奉仕する者、最も多く報いられる(One Profits Most Who Serves Best)
Arthur F. Sheldon 氏が1910年にシカゴ大会で述べた「経営とは人間的な奉仕の科学である。その仲間に最もよく奉仕する者が最も多く報いられる(Business is the science of human services. He profits most who serves his fellows best.」が原型。
1911年の第2回全米ロータリー連合会で、「He Profits Most Who Serves Best」が標語として採択され、1950年のロータリー国際大会でロータリーの標語として正式に採択された。
2004 年の規定審議会で「They Profit Most Who Serve Best」に変更され、2010年の規定審議会で現在の「One Profits Most Who Serves Best」に修正された。

(2016年7月13日)

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