ロータリーの歴史と職業奉仕

1905年
ロータリークラブ発足。一業種一会員制。親睦と、異業種であることを利用した物質的相互扶助(実業互恵)を目的とした集まり。
1911年
A F Sheldon が提唱した「経営とは人間的な奉仕の科学である」に続く、“He profits most who serves best.(最もよく奉仕する者が最も多く報いられる)”が標語として採択された。⇒「職業奉仕理念」の構築
1915年
「ロータリー職業倫理訓」が採択された。
第1条
自分の職業は価値あるものであり、社会に奉仕する絶好の機会を与えられたものと考えること。
第2条
自己改善を図り、実力を培い、奉仕を広げること。それによって、「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」というロータリーの基本原則を実証すること。
第3条
自分は企業経営者であるが故、成功したいという大志を抱いていることを自覚すること。しかし、自分は道徳を重んじる人間であり、最高の正義と道徳に基づかない成功は、まったく望まないことを自覚すること。
・・・・
 

ロータリーの目的

ロータリーの目的は意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励しこれを育むことにある。

具体的には次の各項を奨励することにある。

第1
知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
第2
職業上の高い倫理基準を保ち役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
第3
ロータリアン一人一人が個人としてまた事業および社会生活において日々奉仕の理念を実践すること。
第4
奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。

職業奉仕の基本原則(職業奉仕に関する声明 ロータリー章典 8.030.)

「ロータリーの目的」の第2項は、職業奉仕が基礎となるもので、特に以下のことを奨励し、育成する:

職業奉仕は、クラブと会員両方の責務であり、頻繁に職業奉仕を実践すること、クラブ自身の行動に職業奉仕を応用すること、模範となる実例を示すこと、会員が自己の職業上の手腕を発揮できるようなプロジェクトを開発することで、目標を実践、奨励することである。(2014年1月理事会会合、決定88号)

「職業奉仕入門」に学ぶ職業奉仕

職業奉仕入門 表紙
職業奉仕はどのように実践できるでしょうか。

職業奉仕に意欲と熱意を感じる人にとって、ロータリーほどその実践にふさわしい場はありません。
職業奉仕はロータリーの真髄であり、ロータリーを他の団体と分かつ要素でもあります。

葉山ロータリークラブの活動

葉山ロータリークラブ定款
第5 条五大奉仕部門

ロータリーの五大奉仕部門は、本ロータリー・クラブの活動の哲学的および実際的な基準である。

  1. 奉仕の第二部門である職業奉仕は、事業および専門職務の道徳的水準を高め、品位ある業務はすべて尊重されるべきであるという認識を深め、あらゆる職業に携わる中で奉仕の理想を生かしていくという目的を持つものである。会員の役割には、ロータリーの理念に従って自分自身を律し、事業を行うことが含まれる。
葉山ロータリークラブの活動実績(2016-17年度活動計画書)
2008–2009年度:
葉山中学校で職業進路の話
2009–2010年度:
葉山中学校で職業進路の話
2010–2011年度:
葉山環境フェスタで地球環境についての啓発活動
2014–2015年度:
長崎ハウステンボス視察、会員職業卓話、会員勤務先職場体験
2016–2017年度:
進行中
職業奉仕=Vocational service
Vocationの語源はラテン語のvocare(呼ぶ)=神から与えられた職業=天職

このページのトップへ