みなさんこんばんは。
本日は先日ご入会いただきました寿浅実さんのイニシエーションスピーチが予定されております。寿浅さん、あらためてご入会おめでとうございます。
さて、先日、葉山ライフセービングクラブのウォーターセーフティー講習、土佐さんはアシスタントとして参加されており、わたしは癸生川さんと一緒に受講して参りました。
講師は、先日、卓話にお越しいただいた加藤理事長だったのですが、加藤理事長が、海水浴シーズンの監視活動も大事だが、それ以上に大事なのは日ごろの啓蒙活動であるとおっしゃっていて、なるほどと思いました。
といいますのも、ライフセーバーが直接救命できるのは、海水浴シーズンの海やプールで溺れた方ですが、水の事故で毎年1000人近く亡くなるうちで、海水浴シーズンの海やプールで亡くなる方はその半分にも満たず、残りの半分以上は、実は、湖や川で遊んでいたら溺れたり、用水路に落ちてしまったり、自宅のふろで溺れたり、海の堤防で釣りをしていて落ちて溺れたりといったことで亡くなっており、そのような方々をライフセーバーが直接救命することはできない以上、そのような場所での水の事故に対する啓蒙活動こそが大事だということで、なるほどと思った次第です。
また、自分の大切な人が溺れているのを見たら、ついつい自分が飛び込んで助けたくなってしまうが、決して自分が水に入って助けに行ってはダメだとおっしゃっていたのも、印象的でした。
といいますのも、一般人の体力では、水深が深く足のつかないところなどで、溺れている方がのしかかってきたら、多くは共倒れになってしまうそうで、たしかに、溺れている人を助けようとした人が亡くなったという報道なども結構見聞きすることがあり、たぶん自分もそんなことしたら助けられないどころか自分もまとめて死んでしまうのだろうなあと思いました。
では溺れている人を見たらどう助けるか、加藤理事長は、浮き輪などを投げ入れてあげる、長い棒を使って陸から引っ張てあげる、長い紐を投げ入れて陸から引っ張ってあげるなど、陸から助けてほしいとのことで、なるほど、それなら自分にもできるかもと思いました。
ということで、ウォーターセーフティー講習は、少なくともわたしにとっては大変有意義でしたし、ライフセービングクラブの活動は大変有意義な活動であると実感しまして、葉山はやっぱり海の街ですし、当クラブの事業としてライフセービングクラブの活動にご協力できたらよいなあとあらためて思いましたので、ぜひクラブ内で活発な議論をお願いしたいと思っています。

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